今年にはカナダ国内向けにオンラインカジノの運営も開始されていますし、また更にオンラインカジノのソフトウェアの開発にも弾みが付くのではないでしょうか。
オンラインカジノのソフトウエア会社を評価する点で一番気になるのはやっぱり「公平性」と「信頼性」ですよね＾＾
これがないとやっぱり現金を預けてプレイしようとは思わない訳で・・・
今回はそんなオンラインカジノの乱数発生装置「ランダムナンバージェネレータ」や運営内部そのものを審査する機関を細かく紹介していこうと思います＾＾
まずゲームのソフトウエアの根幹「RNG」を審査する海外の機関「TST」と「eCOGRA」ですね＾＾
実はこれらの機関は会社によっては「ランドカジノ」の公平性を審査するというビジネスもしていて、この機関の出した結果に対してはかなりの信頼性が証明されていると言っても過言ではありません＾＾
では実際に軽く各メーカーを紹介していきましょう！
・eCOGRAオンラインカジノのRNGに特化した監査をしている会社。オンラインカジノから独立したNPO団体として2003年から監査をしている。イギリスロンドンを本拠地にする50人ほどの規模の会社。
・TSTもともとランドカジノの監査をしていた会社、オーストラリアのメルボルンを本拠地に200人体制でランドカジノのスロットゲームやビデオゲームの公平さを審査する機関。世界中のランドカジノやオンラインカジノのゲーミングシステムを管理している。
・Price Water House Coopers世界的に有名な企業コンサルティング・マネジメント会社。オンラインカジノでは殆ど使われていないが、大手のランドカジノは税金の管理や企業のコンサルティングを依頼している。
以上の３つが非常に有名なオンラインカジノやランドカジノの審査会社でしょうか＾＾
こういう風にかなりしっかりとした海外の審査会社が、プレイヤーや業界の利益の為にキッチリと審査・監視をしてくれています＾＾
未だ日本ではグレーゾーンなオンラインカジノなんですが、ここまでしっかりしているとかなり信頼出来ますね！
さてちょっと前に話したのですが・・・オンラインカジノのソフトウェアの心臓部分というのが「RNG」でしたね＾＾ランダムナンバージェネレーターと言い、乱数を発生させる装置です。
しかしRNGとはいっても、世の中に色々な種類のものがあります。中には完全乱数を生成出来るものから、擬似乱数でも人間には到底計算できないような乱数を生成するというものもあります。
オンラインカジノのソフトウエア会社の方では、業務上の最高機密の為RNGの生成装置を公開はしないのですが・・・
数学を少しでも齧った事のある人なら、一番最初に擬似乱数と言われて出てくるのが「メルセンヌツイスター法」です＾＾
実はこの乱数の生成の手法を編み出したのは、日本人の数学者の方で「松本真」さんという方が考えられた手法です！
それ以前には「漸化式」と言われる、変数の中で変数自身を呼び出すという再帰性のある式を使い、カオス的な結果を生み出すように調整されていました＾＾
漸化式の中でも特に有名なのがフィボナッチ数列ですね！
ただこの場合何万回という計算をすると、ある一定の法則があるのがはっきりと見て分かるという穴がありました＾＾；
この手法を２進数内で展開し、それに数学的多次元空間の複素数という考え方を採用したものがメルセンヌツイスター法と言われるアルゴリズムです。
他にも色々な擬似乱数ジェネレーターがあるのですが、現段階ではこれに勝る擬似乱数生成の方法は無いだろうと言われています（笑
こちらが実際に簡易的な擬似乱数とメルセンヌツイスターを使った擬似乱数を座標で３次元点描図にプロットしたものです＾＾
こう見てみると分かるのですが、プログラムを書く上で高速だと言われているＣ言語のランダム数列出力を使うと、かなり規則性ができてしまいますね＾＾；
しかし右のメルセンヌツイスターの方はというと・・・かなり均一的に分布しています。
実は３次元空間以上、623次元（数学的に）まで均一に分布する事が証明されています。
こんなものが乱数生成に使われているとすると、ソフトウエアの確率に波があるなんて言えませんよね（笑
最近はオンラインカジノの中でもかなり異端？の「DORA麻雀」という麻雀専門のオンラインカジノが非常に人気がありますね＾＾
かなり本格的な麻雀ゲームの上に、独自のベットシステムを搭載しているので一体どの会社が作っているのか・・・と気になって調べてみたんです＾＾
実はこのDORA麻雀、ソフトウエアは「マイクロゲーミング」が作っているらしく他にはない「独自のソフトウエア」を使用している事になりますね。
こんなサイトは今まで他にはなかったので少し驚いてしまいました（笑
聞いた話によると「ソフトウエアの大部分の仕様はゲーミング会社側にある」という話も耳にした事がありますので、もしこれが本当なら後発の別のサイトやもっと違った形で楽しめるオンラインカジノゲームが出てくる可能性もある
という事になりますね＾＾
例えば以前にあったグランドバーチャルのソフトウエアを利用していたジャンパチ会館ですが、閉鎖後に似たようなサイトがまだ現れていませんね＾＾；
日本では年間２２兆円の売上がパチンコ・パチスロで使われているのですが、もっとゲーム性を上げてソフトウエアをしっかりと作るとオンラインカジノの中にパチンコパチスロのソフトが増えるんじゃないでしょうか？
オンラインカジノのソフトウェア会社を見ていると、割と頻繁に出てくるのが「RNG」という文字ですね＾＾
これは実際には乱数生成器と言い、オンラインカジノで使われているものは「擬似乱数」という限りなく自然に作られた乱数に近いものを生成するものです＾＾
オンラインカジノのソフトウェア会社には必ずと言っていいほど乱数のお話が書いているのですが・・・
この乱数というのは一体どういう風に生成しているんでしょうか？ちょっと気になりませんか？（笑
今回はソフトウェア会社が公正になるように認可を受けて作っているRNGについてお話をしたいと思います＾＾
完全乱数というのは正確に出来たサイコロと同じ動きをするものなのですが・・・
基本的に擬似乱数というのは「計算式」で生成される事になります＾＾；計算式で生成される乱数には必ず「とある問題」がつきまといます。どんな複雑な計算式でも「全く同じ初期値を入力すると同じ答えが帰ってくる」という問題です＾＾；
これは完全乱数にも言えるのですが、しかし完全乱数には「座標・時間」が違うという点があり乱数として確率されていると言えますね＾＾
しかし擬似乱数の場合にはどれだけ複雑なシステムを作ったとしても「初期値」自体が乱数でなければなりませんね＾＾；
例えばカオス理論に基づいた乱数発生アルゴリズムを生成したとしても入力される元が同じなら結果は同じになっています。
個人的に色々なソフトウェア会社は「アルゴリズムそのもの」はそこまで重要ではなく「素になる数字や要素」そのものに非常にセンシティブになっているのではないかというのが個人的な感想です＾＾
このシステムもきっちりとした監査会社に認可を受けて利用しているので公平性は確かなものですよ＾＾
